特別を紡ぐ、至福の滞在体験

雄大な霧島連山を望み、その恵み豊かな温泉で知られる「霧島国際ホテル」。鹿児島空港から車で約30分とアクセスしやすい好立地でありながら、ホテルに一歩足を踏み入れれば、日常の喧騒から隔絶された非日常の空間が広がる。

 

lobbyreceptionkirishimaMaruo Falls霧島国際ホテルの温泉は、霧島連山の息吹を感じる露天風呂から秘湯の趣を湛える内湯まで、訪れる人々を優しく包み込む。特に、硫黄を多く含んだ蒸気を通した乳白色の湯で、光の乱反射でエメラルド色に輝いて見える露天風呂「霧乃湯」や、その温泉成分を使用した美肌効果に期待できるオリジナルの泥パック「霧香」は、霧島ならではの湯の恵みを心ゆくまで堪能できる。

温泉の魅力はもちろん、日々開催しているイベントにも注力しており、記念日を忘れられない思い出に変える。ロビーラウンジには鹿児島県産焼酎を無料で楽しめる「焼酎バー」があり、厳選された12銘柄が並ぶ。

 

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サクソフォン奏者の𠮷‬澤レイモンド武尊(よしざわレイモンドたける)さん

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電子オルガン奏者・ピアニストの小脇教子(こわきのりこ)さん

audienceさらに、食事のこだわりもホテルの大きな特徴だ。鹿児島の豊かな大地と海の幸をふんだんに使用した会席料理や、郷土料理も楽しめるバラエティ豊かなビュッフェなど、食を通じて地域の魅力を発信している。熟練の料理人が腕を振るい、五感で味わう喜びを提供し、その味は滞在の満足度を一層高める。

 

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季節に応じた料理を味わえる

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プライベートなひとときを演出する、上質なプレミアムルーム

2025年春、霧島国際ホテルの最上階に位置するプレミアムルームの滞在が、さらに特別なものへと進化した。記念日を迎える夫婦やカップル、そして三世代での家族旅行など、人生の節目や大切な人との思い出づくりに選ばれるプレミアムルームは、その広々とした空間と落ち着いた雰囲気が至福のときを叶える。

 

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写真提供:霧島国際ホテル

各客室は、それぞれの趣と機能性を兼ね備えている。一部の部屋にはエスプレッソマシンが備え付けられており、目覚めの一杯や午後の休憩に本格的なコーヒーを堪能できる。また、多くのプレミアムルームでは、霧島の象徴である湯けむりを望む半露天風呂や、プライベートテラスが設けられている。テラスからは雄大な霧島連山や、遠くには桜島の荘厳な姿を一望することができ、絶景を独り占めする贅沢が味わえる。

 

リニューアルされた館内着が織りなす究極のリラックス

この春、プレミアムルームにご宿泊のお客さま専用の新しい館内着が導入された。これまでの温泉旅館で一般的な浴衣とは一線を画し、シャツ、パンツ、コートの3点セットというスタイルを採用。自宅にいるような究極のリラックス感と、ホテル滞在にふさわしい上品さを両立させたデザインに、細やかなこだわりが散りばめられている。

 

room_wear_1今回、館内着のリニューアルを決めた林田支配人にお話をうかがう。

 

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総支配人の林田博さん

「宿泊されるお客さまの目的はそれぞれ異なりますが、ホテルでの時間はみなさまがリラックスを求めていらっしゃいます。そのような共通の願いにお応えするため、新しい館内着は着心地とシルエットにこだわりました」。
10種近くのサンプルをスタッフが何度も試着し、ミーティングを重ねたと言う。

 

hotel_manager_2「当ホテルのお客さまに最もふさわしい館内着とは何か、どうしたら心からリラックスして快適にお過ごしいただけるか、スタッフ同士、繰り返し議論してようやく館内着が完成しました」と自信をのぞかせる林田支配人。

シャツはゆったりとした着心地でありながら、だらしなく見えないようにきちんと感を演出するシルエットを追求した。湯上がりにも、朝食の際に軽く羽織るときにも、様になるデザインである。パンツはどのような体型や身長のお客さまにもスタイリッシュにフィットするよう、裾幅や裾の長さに工夫を凝らした設計となっている。それゆえ足元を気にすることなく、動きやすく、それでいて美しいラインなのだ。

 

room_wear_2room_wear_3さらに、肌寒いときにさっと羽織れるコートは、短すぎず長すぎない、おさまりの良い着丈で、機能性とデザイン性を高次元で両立させている。

 

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room_wear_6この新しい館内着は、浴衣のように着崩れる心配がなく、脱ぎ着もスムーズである。特に、就寝中に乱れることがないため、朝まで心地よい眠りを妨げられることがない。お客さまにプレミアムルームでの滞在を心ゆくまで満喫してもらうため、細部にまでこだわり抜いた仕様だ。よりリラックスして特別な時間を過ごせるとリピーターのお客さまにも好評を得ているそうだ。

 

心に残る宿泊を味わえる場所

霧島国際ホテルは、単に宿泊を提供する場所ではない。雄大な自然、歴史ある温泉、地元の美食、そして細やかな気配りが行き届いたサービスを通じて、訪れる人々に豊かな体験を提供している。新しくなったプレミアムルームの館内着は、その体験をさらに深く、そしてパーソナルなものへと昇華させる。

ホテル全体から感じられる「おもてなしの心」は、一歩足を踏み入れた瞬間からあらゆるシーンで感じられる。ぜひ、この唯一無二の場所で、大切な人と心に残るひとときを過ごしてみてはいかがだろう。

 

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日本神話において、神が初めて地上に降り立った地とも伝えられる霧島。
真っ白な湯けむりをたたえる霧島温泉郷や、荘厳な霧島神宮が、その神秘性をいっそう際立たせる。
活火山・霧島山(新燃岳)は取材時にも噴煙を上げ、まるで神が何かを告げているかのような気配を漂わせていた。

その霧島連峰の南中腹、高台に静かに佇むのが霧島国際ホテルだ。
周囲の自然に寄り添うような落ち着いた外観とは裏腹に、館内には荘厳な空気が満ちている。

源泉かけ流しの温泉から立ちのぼる湯けむり。
広々としたビュッフェレストランで、調理場からあふれる湯気。
ラウンジコンサートや神楽の舞が行われるロビーを包み込む熱気。

この地に身を置けば、白くゆらめく空気が日常と非日常の境界を溶かし、気づけば別世界へと迷い込んだような感覚になる。
それはまさに、神話の舞台に足を踏み入れたかのような、不思議な体験だ。

悠久の歴史を感じながら、時間がゆるやかに引き延ばされるこの空間で、夢の中にいるような心地を味わった。

 

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